ご挨拶
「多様な文化差に挑む混合研究法:実践とメタな論理的思考をつなぐ」
大会長 八田 太一(静岡社会健康医学大学院大学)
本会議は、医療、看護、教育などの実践研究分野において急速に普及している、量的研究アプローチと質的研究アプローチのハイブリッドである混合研究法(Mixed Methods Research:MMR)に関する学術集会です。
第12回年次大会では、「多様な文化差に挑む混合研究法:実践とメタな論理的思考をつなぐ」をテーマに、混合研究法が多様な文化的・社会的文脈の中でどのように適応され、実践され、発展していくのかを考えます。公開シンポジウムでは、文化差に向き合う混合研究法の意義を、実践とメタな論理的思考の両面から検討します。また、哲学、M-GTA、AIと質的研究など、混合研究法と隣接する領域との対話を通じて、研究方法を支える考え方や実践上の課題を掘り下げます。
今大会では、一般演題発表についても新たな試みを行います。従来の「口頭発表」「ポスター発表」を区別せず、発表者が自身の研究における混合研究法としての創意工夫を共有し、参加者とともに議論を深める場として位置づけます。発表者が建設的なフィードバックを得る機会であるとともに、混合研究法を学び始めた方にとっても、混合研究法の進め方やディスカッションの仕方を体験的に学ぶ機会となることを目指しています。
混合研究法に関心のある、多方面の研究者・実践者の皆さまのご参加をお待ちしております。